Ebean では SLF4J をログ記録に使用します。
SQL およびトランザクションのログ記録
開発の際には、io.ebean.SQL と io.ebean.TXN のログ記録を含めることをお勧めします。これらは、実行された SQL ステートメント、ステートメント実行のバインド値、トランザクションの区切りをログに記録します。
<!-- LOGBACK configuration -->
<!-- SQL and bind values -->
<logger name="io.ebean.SQL" level="TRACE"/>
<!-- Transaction Commit and Rollback events -->
<logger name="io.ebean.TXN" level="TRACE"/>
サマリーログ記録
io.ebean.SUM のサマリーログ記録は、遅延ロードクエリの表示や、元のクエリとの関連性の表示に役立ちます。複雑なオブジェクトグラフが構築されている場合に便利です。N+1 などのクエリのチューニングを行います。
<!-- LOGBACK configuration -->
<!-- Summary level details -->
<logger name="io.ebean.SUM" level="TRACE"/>
L2 キャッシュのログ記録
L2 キャッシュイベントは、以下のロガーエントリを使用してログに記録できます。L2 キャッシュの使用を開始し、L2 キャッシングの動作を調べるときに便利です。
<!-- LOGBACK configuration -->
<!-- L2 logging -->
<logger name="io.ebean.cache.QUERY" level="TRACE"/>
<logger name="io.ebean.cache.BEAN" level="TRACE"/>
<logger name="io.ebean.cache.COLL" level="TRACE"/>
<logger name="io.ebean.cache.NATKEY" level="TRACE"/>